2. 足の骨の基本構造:28個の骨が支える足の仕組み
2-1. 【基礎解説】足根骨・中足骨・趾骨の役割とは?
1. はじめに:足の骨の役割とは?
私たちの足は、日常生活のすべての動作に関わる重要な器官です。歩く・走る・立つといった基本的な動作だけでなく、スポーツや登山などの活動にも適応し、衝撃を吸収しながらバランスを保つ役割を果たします。足の骨は全部で28個あり、それぞれが独自の機能を持ちながら、連携して動いています。
この章では、足の骨の基本構造を学び、それぞれの役割について詳しく解説します。
2. 足の骨の基本構造
足の骨は大きく 3つのグループ(足根骨・中足骨・趾骨) に分けられ、それぞれが異なる役割を持っています。
🔹 2-1-1. 足根骨(そくこんこつ):7つの骨
足根骨は、足の後部(かかとや足首付近)に位置し、体重を支え、衝撃を吸収する役割を持ちます。
足根骨の構成
- 踵骨(しょうこつ) – かかとの骨で、足の骨の中で最も大きい。衝撃吸収を担う。
- 距骨(きょこつ) – 足首の関節を形成し、脛骨(すねの骨)と連結。歩行の安定性を支える。
- 舟状骨(しゅうじょうこつ) – 内側のアーチを支え、足の柔軟性を高める。
- 立方骨(りっぽうこつ) – 外側のアーチを形成し、足のバランスをとる。
- 楔状骨(けつじょうこつ)(3つ) – 足の横幅を支え、安定性を向上させる。
🔹 足根骨の主な役割
- 体重を分散し、衝撃を吸収する。
- 足首を柔軟に動かし、スムーズな歩行を可能にする。
- 内側・外側のアーチを支え、姿勢のバランスを取る。
🔹 2-1-2. 中足骨(ちゅうそくこつ):5つの骨
中足骨は、足の甲に位置し、歩行時の蹴り出しや衝撃の分散に関与します。
中足骨の構成
- 第1中足骨 – 親指の付け根にあり、体重を支え、蹴り出しをサポートする。
- 第2~第5中足骨 – 残りの指に繋がり、足のバランスを維持する。
🔹 中足骨の主な役割
- 足のアーチを支え、適切なバランスを保つ。
- 歩行・ランニング時の力を分散し、負担を軽減。
- 正しい歩き方を維持するために重要な骨。
親指の付け根(第1中足趾節関節)にある2つの種子骨
🔹 2-1-3. 趾骨(しこつ):14の骨
趾骨は、足の指を構成する骨であり、足の柔軟性やバランスをとるために不可欠です。
趾骨の構成
- 親指(母趾):基節骨(きせつこつ)と末節骨(まっせつこつ)の2本。
- その他の4本の指:基節骨・中節骨・末節骨の3本ずつ、合計12本。
🔹 趾骨の主な役割
- 地面をしっかりとつかみ、歩行時の蹴り出しをサポートする。
- 指の柔軟性を高め、スムーズな歩行やバランス維持を助ける。
3. 足の骨が支える足のアーチとは?
足の骨は、以下の3つのアーチ を形成し、全身のバランスを維持します。
- 内側縦アーチ(土踏まず) – 衝撃吸収とエネルギーの蓄積・放出を担う。
- 外側縦アーチ – 体重を支え、安定性を高める。
- 横アーチ – 足の幅を支え、足の柔軟性を向上。
アーチが崩れると、扁平足や外反母趾、膝痛などの原因となるため、適切なトレーニングが必要です。
4. まとめ:足の骨を理解し、適切なケアをしよう
4-1. 本記事の要点まとめ
- 足の骨は26個で構成され、足根骨・中足骨・趾骨に分類される。
別途:親指の付け根(第1中足趾節関節)にある2つの種子骨 - 足根骨は衝撃吸収とバランス維持、中足骨は歩行時のサポート、趾骨は蹴り出しと柔軟性に関与する。
- 足のアーチが適切に機能することで、足の負担が軽減され、膝や腰への悪影響を防ぐ。
4-2. 今日から実践できる足のケア
- 正しい歩行姿勢を意識する。
- 足のアーチを支えるトレーニングを行う。
- 自分に合った靴やインソールを選ぶ。
足の健康を守ることで、日常生活の快適さだけでなく、スポーツや運動パフォーマンスの向上にもつながります!
【最新情報を漏らさないために!】
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます!
登録方法はとっても簡単!
👉ここをクリック👈
メルマガ登録で得られる特典:
無料で足のお悩みや体の悩みをアドバイス(1回限り:有料級のコンサル)
- 最新情報の先行公開
- 有料級限定キャンペーン・特典のご案内
- 有料級実践的なアドバイス
今すぐ登録して、あなたも特別なコミュニティの認識になりませんか!
お知らせ:骨活体操教室(足から全身を整えて楽しく運動できる体をつくる)
内容: ブログ内参考
足からの整体ケア&全身体操
場所:北九州小倉北区中井4-5-24-1F:のうだ整骨院内(Tel:093-563-3325)
時間:午前11時~12時
料金:入会金:5,000円 月会費:4,000円
個別指導:1時間:10,000円(予約制:オンライン可)
コメント