3. 足の骨が崩れるとどうなる?パフォーマンス低下と怪我のリスク
3-1. 足の骨が歪むと体にどんな影響が出る?
3. 足の骨が崩れるとどうなる?パフォーマンス低下と怪我のリスク
足は、私たちの体を支え、移動を可能にする土台です。その足の骨が、もし崩れてしまったらどうなるでしょうか?想像してみてください。家を建てる際、土台が傾いていたら、どんなに素晴らしい家でも、いずれは崩れてしまうでしょう。人間の体も同じです。足の骨の歪みは、パフォーマンス低下や怪我のリスクを高めるだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
足の骨が崩れると一体何が起こるのか、詳しく解説していきます。
3-1. 足の骨が歪むと体にどんな影響が出る?
足の骨は、28個もの小さな骨が複雑に組み合わさって構成されています。これらの骨がアーチを形成することで、体重を分散し、地面からの衝撃を吸収する役割を担っています。しかし、何らかの原因で足の骨のバランスが崩れ、アーチが崩壊すると、様々な問題が生じます。
3-1-1. 全身の歪み:ドミノ倒しのように連鎖する体の不調
足の骨の歪みは、体の土台である骨盤の歪みにつながります。骨盤は、背骨を支え、内臓を保護する重要な役割を担っています。骨盤が歪むと、背骨全体の歪み、肩甲骨の歪み、首の歪みへと、まるでドミノ倒しのように全身に歪みが広がっていきます。

3-1-2. パフォーマンス低下:運動効率の低下と疲労の蓄積
足の骨の歪みは、体のバランスを崩し、運動効率を低下させます。本来、スムーズに行えるはずの動作が、余計な力を使う必要が出てくるため、パフォーマンスが低下するだけでなく、疲労も蓄積しやすくなります。
例えば、ランニングを例にとってみましょう。足のアーチが崩れてしまうと、着地の際に衝撃をうまく吸収できず、膝や腰に負担がかかりやすくなります。これにより、パフォーマンスが低下するだけでなく、怪我のリスクも高まります。
3-1-3. 怪我のリスク:足首、膝、腰、肩…あらゆる箇所に負担が集中
足の骨の歪みは、特定の箇所に負担を集中させ、怪我のリスクを高めます。
- 足首の捻挫: 足の骨の歪みは、足首の安定性を損ない、捻挫しやすくなります。
- 膝の痛み(ランナー膝など): 足のアーチの崩れは、膝関節への負担を増加させ、ランナー膝などの原因となります。
- 腰痛: 骨盤の歪みは、腰椎への負担を増加させ、腰痛の原因となります。
- 肩こり、首こり: 背骨全体の歪みは、肩や首の筋肉に負担をかけ、肩こりや首こりの原因となります。
- 足底筋膜炎: 足のアーチの崩れは、足底筋膜に過剰な負担をかけ、足底筋膜炎の原因となります。
- アキレス腱炎: 足の骨の歪みは、アキレス腱への負担を増加させ、アキレス腱炎の原因となります。

3-1-4. 冷え性、むくみ:血行不良による不快な症状
足の骨の歪みは、筋肉の緊張を引き起こし、血管を圧迫し、血行不良を招きます。これにより、足先や全身の冷え、むくみといった症状が現れやすくなります。特に女性は、男性に比べて筋肉量が少ないため、冷え性やむくみに悩まされることが多い傾向にあります。
3-1-5. 外反母趾、扁平足、浮き指:足の変形を招く悪循環
足の骨の歪みは、外反母趾、扁平足、浮き指といった足の変形を招くことがあります。これらの変形は、さらに足の骨の歪みを悪化させ、悪循環に陥ることがあります。
- 外反母趾: 親指が内側に曲がり、付け根の骨が突出する変形。
- 扁平足: 足のアーチが潰れ、平らになる変形。
- 浮き指: 指が地面につかず、浮いた状態になる変形。

3-1-6. 自律神経の乱れ:心身のバランスを崩す隠れた影響
足の骨の歪みは、自律神経の乱れを引き起こす可能性があります。足には、多くの神経が集中しており、足の歪みが神経を圧迫することで、自律神経のバランスが崩れることがあります。自律神経が乱れると、不眠、便秘、イライラ、疲労感など、様々な症状が現れることがあります。
3-1-7. 姿勢が悪くなる:見た目だけでなく内臓にも悪影響
足の骨の歪みは、姿勢を悪くする原因となります。猫背、反り腰、O脚、X脚など、様々な姿勢の悪化が見られます。姿勢が悪くなると、見た目が悪くなるだけでなく、内臓を圧迫し、消化不良や呼吸困難などを引き起こすこともあります。

3-2. なぜ足の骨は崩れるのか?原因を徹底解剖
結論から言うとほとんどは、アスファルトで固めた地面を靴を履き歩くことで日本人の足が機能低下になりました。一般的なお話をブログではしていますが、実際にはフラットな固い地面と歩行と靴が原因です。
なぜなら
ほとんどの靴が踵をサポートするかのようなクッション性のある厚底になっています。しかしこれがいっけん楽なように思えるのですが、反対に踵を押し上げるために反対に踵重心になります。
さらに
歩行の指導では踵から着地しなさいという指導がなされているために踵の後部端で着地するため歩行姿勢は重心が後方に偏り脚を前方へ投げ出すような形で、骨盤から頭部までが後方に置き去り状態となりバランスが不安定になります。また背骨にストレスがかかり腰痛、背部痛、肩こり、首の痛み、頭痛を起こし姿勢が変わらない限り改善しません。
歩行の一歩はかかとの中央と親指の付け根、小指の付け根3点から着地して踏み込んでいきます。
そうすることで骨盤が前方へ重心移動することが理解できます。
余談ですが、日本人は昔は藁草履(わらぞうり)や下駄をはいていました。この生活は地面がアスファルトになる前の生活様式でありましたが、とても人の機能に適したものといえます。
果たして私たちが望む文明の進化は本当に人類を豊かにするものなのでしょうか?
足の骨が崩れる原因は、一つではありません。様々な要因が複雑に絡み合って、足の骨の歪みを引き起こします。ここでは、代表的な原因をいくつかご紹介します。
3-2-1. 靴選びの失敗:合わない靴は足の敵
靴は、足を保護する役割を担うだけでなく、足の骨を正しい位置に保つ役割も担っています。しかし、サイズが合わない靴、ヒールの高い靴、先の細い靴などは、足の骨を圧迫し、歪みを引き起こす原因となります。特に女性は、おしゃれのためにヒールの高い靴を履く機会が多いですが、長時間の着用は足に大きな負担をかけることを理解しておきましょう。

3-2-2. 運動不足:筋力低下が歪みを加速させる
運動不足は、足の筋肉の衰えを招き、足の骨を支える力が弱まります。これにより、足のアーチが崩れやすくなり、足の骨の歪みを加速させます。特に、デスクワーク中心の生活を送っている方は、意識的に運動を取り入れるようにしましょう。
3-2-3. 偏った食生活:骨の健康を損なう栄養不足
骨の健康を維持するためには、カルシウム、ビタミンD、マグネシウムなど、様々な栄養素が必要です。偏った食生活は、これらの栄養素の不足を招き、骨を弱くし、足の骨の歪みを引き起こしやすくします。バランスの取れた食生活を心がけ、骨の健康を維持しましょう。
3-2-4. 加齢:避けられない骨の変化
加齢に伴い、骨密度は低下し、骨はもろくなります。これにより、足の骨の歪みが起こりやすくなります。高齢者の方は、特に足のケアを意識し、転倒予防に努めましょう。
3-2-5. 姿勢の悪さ:長年の習慣が骨を歪ませる
長時間のデスクワーク、猫背、足を組むなどの姿勢の悪さは、足の骨だけでなく、全身の骨格を歪ませる原因となります。日頃から正しい姿勢を意識し、長時間同じ姿勢を続けないように心がけましょう。
3-2-6. 怪我:放置すると歪みが定着する
過去の怪我(捻挫、骨折など)を放置すると、足の骨が歪んだまま固定されてしまうことがあります。怪我をした際は、適切な治療を受け、リハビリを行うことが重要です。
3-2-7. 遺伝:生まれつきの骨格も影響
生まれつきの骨格も、足の骨の歪みに影響を与えることがあります。例えば、外反母趾は、遺伝的な要因も関与していると言われています。遺伝的な要因がある場合は、早期から足のケアを始めることが重要です。
3-3. 足の骨の歪みを放置するリスク:悪循環から抜け出すために
足の骨の歪みを放置すると、様々な問題を引き起こし、生活の質を大きく損なう可能性があります。ここでは、放置することで起こるリスクを改めて確認し、早期のケアの重要性を理解しましょう。
- 慢性的な痛み: 腰痛、膝痛、肩こりなど、慢性的な痛みに悩まされる。
- 運動能力の低下: スポーツパフォーマンスが低下し、思うように体が動かなくなる。
- 日常生活の制限: 歩行困難、階段の昇り降り困難など、日常生活に支障をきたす。
- 精神的な負担: 痛みや不調が続くことで、精神的なストレスを感じる。
- 病気のリスク増加: 血行不良、自律神経の乱れなどにより、様々な病気のリスクが増加する。
- 寝たきり: 高齢者の場合、転倒による骨折から寝たきりになる可能性もある。
3-4. 今すぐできる!足の骨を整えるセルフケア
足の骨の歪みを改善するためには、専門家による施術だけでなく、日々のセルフケアも重要です。ここでは、自宅で簡単にできるセルフケア方法をご紹介します。
3-4-1. 足指ストレッチ:指の柔軟性を取り戻す
足指の柔軟性を取り戻すことは、足のアーチをサポートするために非常に重要です。
- 足指を広げる: 手で足指を一本ずつ広げるようにストレッチします。
- グー・チョキ・パー: 足指でグー、チョキ、パーの形を作る運動を繰り返します。
- タオルギャザー: 床に置いたタオルを足指でたぐり寄せる運動を行います。
3-4-2. 足裏マッサージ:血行促進と筋肉の緩和
足裏マッサージは、血行を促進し、筋肉の緊張を緩和する効果があります。
- ゴルフボールマッサージ: ゴルフボールを足裏で転がすようにマッサージします。
- 青竹踏み: 青竹踏みの上に乗り、足裏全体を刺激します。
- 手を使ったマッサージ: 親指で足裏全体を揉みほぐします。
3-4-3. アーチサポート:インソールの活用
インソールは、足のアーチをサポートし、足の骨の歪みを改善する効果があります。
- アーチサポート付きインソール: 足のアーチを適切にサポートするインソールを選びましょう。
- オーダーメイドインソール: 自分の足に合わせたオーダーメイドインソールもおすすめです。
3-4-4. 正しい歩き方:姿勢を意識して歩く
正しい歩き方を身につけることは、足の骨の歪みを改善するために重要です。
- 姿勢を正す: 背筋を伸ばし、肩の力を抜いて立ちます。
- かかとから着地: かかとから着地し、足裏全体で地面を踏みしめます。
- つま先で蹴り出す: つま先で地面を蹴り出すように歩きます。
- 腕を振る: 腕を大きく振ることで、全身のバランスを保ちます。
3-4-5. バランスの良い食事:骨を強くする栄養を摂取
バランスの良い食事は、骨を強くし、足の骨の歪みを予防するために重要です。
- カルシウム: 牛乳、ヨーグルト、チーズ、小魚、海藻類
- ビタミンD: 魚介類、きのこ類
- マグネシウム: 豆類、ナッツ類、海藻類
- ビタミンK: 緑黄色野菜
3-4-6. 適切な靴選び:足に合った靴を見つける
足に合った靴を選ぶことは、足の骨の歪みを予防するために非常に重要です。
- サイズ: 足のサイズを正確に測り、適切なサイズの靴を選びましょう。
- 幅: 足の幅に合った靴を選びましょう。
- ヒール: ヒールの高い靴は避け、できるだけヒールの低い靴を選びましょう。
- 素材: 通気性の良い素材の靴を選びましょう。
- クッション性: クッション性の高い靴を選び、足への負担を軽減しましょう。
- フィッティング: 実際に試着し、履き心地を確認してから購入しましょう。
3-5. 専門家による施術:骨活整体で根本改善を目指す
セルフケアだけでは改善が難しい場合や、痛みが強い場合は、専門家による施術を受けることをおすすめします。骨活整体では、足の骨の歪みを根本から改善し、全身のバランスを整える施術を行います。
- カウンセリング: 丁寧なカウンセリングで、症状や原因を特定します。
- 検査: 姿勢分析、足の歪みチェックなど、詳細な検査を行います。
- 施術: 足の骨の歪みを調整し、全身のバランスを整えます。
- アフターケア: セルフケア方法の指導、生活習慣のアドバイスなどを行います。
まとめ:足元から健康な体へ
足の骨の歪みは、全身に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、早期にケアを行うことで、その影響を最小限に抑えることができます。
- 足の骨の歪みを放置せず、早期にケアを始める
- 日々のセルフケアを習慣にする
- 専門家による施術で根本改善を目指す
足元から健康な体を目指し、快適な生活を送りましょう。
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