- 4-5-2. 整体師がオススメする「足の骨を守る正しい歩き方」:呼吸と肩甲骨、腕の振りがカギ
- ノルディックウォーキング:正しいフォームと驚きの効果を徹底解説
- 【最新情報を漏らさないために!】
4-5-2. 整体師がオススメする「足の骨を守る正しい歩き方」:呼吸と肩甲骨、腕の振りがカギ
これまで、正しい姿勢、歩隔、体幹の使い方と歩幅の調整について解説してきましたが、今回は正しい歩き方を完成させるためのさらに重要な要素、呼吸と肩甲骨、腕の振りに焦点を当てて解説します。整体師の視点から、足の骨を守り、全身の連動を最大限に引き出すための具体的な方法を、最新の研究結果も踏まえながらご紹介します。
1. 呼吸法:歩行を加速させる隠れたエンジン
呼吸は、私たちが生きる上で欠かせない生理現象ですが、歩行においても非常に重要な役割を果たしています。正しい呼吸法を身につけることで、歩行効率を高め、疲労を軽減し、さらに足の骨を守ることにも繋がります。
1.1 呼吸と背骨の動き:連動を理解する
歩行と呼吸は密接に連動しており、息を吸ったり吐いたりする際に、背骨がわずかに動いていることをご存知でしょうか?
- 息を吸う時: 背中は丸まる(伸びる連動)
- 息を吐く時: 背中は反る(縮む連動)
ラジオ体操などで深呼吸をする際、体を反らせるのが一般的ですが、これは必ずしも効率的な呼吸法とは言えません。肋骨の動きを考えると、体を丸めた状態の方が、より深く息を吸うことができるのです。
1.2 歩行と呼吸:足の動きと連動させる
歩行と呼吸を連動させることで、よりスムーズで力強い歩き方が可能になります。
- 軸足を踏み込む時: 息を吸いながら、軸足を踏み込みます。息を吸うことで、軸足側の背中が伸び、床からの反発力を上半身に伝えることができます。
- 足を振り出す時: 息を吐きながら、足を振り出します。息を吐くことで、振り出す側の背中が縮み、足を前に運び出す力をサポートします。
1.3 実践:呼吸を意識した歩行練習
呼吸を意識した歩行を身につけるためには、以下の練習を行いましょう。
- 足踏み:
- 右足を踏み込む際に息を吸い、左足を踏み込む際に息を吐くことを意識して、足踏みを繰り返します。
- 次に、左足を踏み込む際に息を吸い、右足を踏み込む際に息を吐くことを意識して、足踏みを繰り返します。
- 歩行:
- 上記と同様に、右足を出す際に息を吸い、左足を出す際に息を吐くことを意識しながら歩きます。次に、左足を踏み込む際に息を吸い、右足を踏み込む際に息を吐くことを意識します。
- 慣れてきたら、呼吸のリズムに合わせて、腕の振りも意識してみましょう。
1.4 ポイント:強調したい動きで呼吸を使い分ける
軸足を踏み込む力を強調したい場合は、息を吸うことを意識し、足を振り出す動きを強調したい場合は、息を吐くことを意識し、足を振り出す動きを強調したい場合は、息を吐くことを意識すると、より効果的な歩行につながります。
- 参考: 武道やヨガなど、呼吸法を重視する運動を参考に、自分に合った呼吸法を見つけるのも良いでしょう。
この呼吸法をマスターすることで、坂道や階段など、負荷のかかる場面でも、スムーズに歩くことができるようになります。また、長距離を歩く際も、疲労を軽減し、快適に歩き続けることができるでしょう。
2. 肩甲骨と腕の振り方:推進力を生み出す連動
腕を振ることは、歩行において非常に重要な役割を果たします。しかし、間違った腕の振り方は、姿勢を崩し、腰痛や膝痛などの原因となることもあります。肩甲骨の動きを意識した正しい腕の振り方を身につけることで、推進力を高め、足への負担を軽減することができます。
2.1 間違った腕の振り方:猫背を招く原因
多くの人が、腕を大きく振れば振るほど、推進力が増すと思いがちです。しかし、肘を後ろに引きすぎるような腕の振り方は、肩が前に出てしまい、猫背を招く原因となります。

2.2 正しい腕の振り方:肩甲骨を意識する
正しい腕の振り方は、肩甲骨を意識し、腕を体の横に添わせるように振ることです。
- ポイント:
- 肘を軽く曲げ、脇を軽く締める
- 肩甲骨を後ろに引き寄せるように意識する
- 腕を前後にスムーズに振る
2.3 実践:壁を使った肩甲骨エクササイズ
肩甲骨の動きをスムーズにするためには、以下のエクササイズが効果的です。
- 壁に手をつく: 壁に両手を肩幅程度に開き、手をつきます。
- 肩甲骨を寄せる: 肘を軽く曲げながら、肩甲骨を背骨に引き寄せるように意識します。
- 肩甲骨を離す: 肘を伸ばしながら、肩甲骨を左右に広げるように意識します。
- 繰り返す: 10回~15回繰り返します。
2.4 日常生活での意識:肩甲骨を動かす習慣
日常生活でも、肩甲骨を動かすことを意識することで、肩周りの筋肉の柔軟性を保ち、正しい腕の振りをサポートすることができます。
- ストレッチ: 時々、腕を大きく回したり、肩をすくめたりするストレッチを行いましょう。
- 姿勢: デスクワーク中も、肩が丸まらないように、背筋を伸ばし、正しい姿勢を保ちましょう。
3.実践的なエクササイズ:呼吸と肩甲骨を連動させた歩行
これまでの知識を踏まえ、呼吸と肩甲骨を連動させた歩行を実践するためのエクササイズをご紹介します。
3.1 呼吸と肩甲骨を意識したウォーキング
- 正しい姿勢: 頭のてっぺんを糸で吊るされているように意識し、背筋を伸ばします。
- 肩甲骨を意識: 腕を振る際、肩甲骨がスムーズに動いていることを意識します。
- 呼吸を意識:
- 右足を踏み出す際に息を吸い、左足を踏み出す際に息を吐きます。
次に、左足を踏み込む際に息を吸い、右足を踏み込む際に息を吐きます。 - 慣れてきたら、呼吸のリズムに合わせて、肩甲骨を動かすことを意識します。
- 右足を踏み出す際に息を吸い、左足を踏み出す際に息を吐きます。
- ウォーキング: 30分程度、ウォーキングを続けます。
3.2 ノルディックウォーキング:ポールを使った全身運動
ノルディックウォーキングは、2本のポールを使って歩く全身運動で、通常のウォーキングよりも運動効果が高く、肩甲骨の可動域も広げることができます。
最後に詳しく説明します。
3.3 水中ウォーキング:浮力で関節への負担を軽減
水中ウォーキングは、水の浮力によって関節への負担を軽減しながら、全身運動を行うことができるため、足や腰に不安がある方にもおすすめです。
- ポイント:
- 姿勢を正し、水中で背筋を伸ばす
- 腕を大きく振り、肩甲骨を意識する
- 呼吸を深く、リラックスして行う
4. 整体師からのアドバイス:継続的なケアで足の健康を
本記事でご紹介した正しい歩き方を実践するだけでなく、日々のケアも行うことで、足の骨を守り、より快適な歩行を実現することができます。
- 足裏マッサージ: 足裏全体をマッサージすることで、血行を促進し、筋肉をリラックスさせます。
- ストレッチ: アキレス腱やふくらはぎの筋肉をストレッチすることで、足首の柔軟性を高めます。
- 適切な靴選び: 足に合った靴を選ぶことは、足の健康を保つために非常に重要です。
- インソールの活用: アーチサポート付きのインソールを使用することで、足への負担を軽減し、アーチをサポートすることができます。
ノルディックウォーキング:正しいフォームと驚きの効果を徹底解説
ノルディックウォーキングは、2本のポールを使って歩く全身運動です。一見するとスキーの練習風景のようにも見えますが、近年、その運動効果の高さから、健康志向の高い人々の間で人気が高まっています。
本記事では、ノルディックウォーキングの正しいフォームと、期待できる効果について詳しく解説します。

1. ノルディックウォーキングとは?
ノルディックウォーキングは、1930年代にフィンランドでクロスカントリースキー選手が夏場のトレーニングとして始めたのが起源とされています。その後、ヨーロッパを中心に広まり、近年では日本でも手軽にできる全身運動として注目されています。
2. ノルディックウォーキングの魅力:手軽さと効果
ノルディックウォーキングの魅力は、以下の点が挙げられます。
- 手軽さ: 特別な技術や体力は必要なく、誰でも簡単に始めることができます。
- 全身運動: ポールを使うことで、上半身の筋肉も活性化 し、全身運動効果を高めます。
- 関節への負担軽減: ポールが体重を分散するため、膝や腰などの関節への負担を軽減することができます。
- 運動効果の高さ: 通常のウォーキングよりも消費カロリーが高く、ダイエットや体力向上に効果的です。
- 自然との一体感: 自然の中で行うことで、リフレッシュ効果やストレス解消効果も期待できます。
3. ノルディックウォーキングの正しいフォーム:基本をマスター
ノルディックウォーキングの効果を最大限に引き出すためには、正しいフォームを身につけることが重要です。
3.1 ポールの選び方:身長に合ったものを選ぶ
ポールの長さは、身長によって適切な長さが異なります。一般的には、以下の計算式で求めることができます。
- 身長 x 0.7 = ポールの長さ
ただし、これはあくまで目安であり、実際にポールを持って歩いてみて、肘の角度が90度になるように調整するのが理想的です。
3.2 基本姿勢:背筋を伸ばし、視線を前に
- 背筋を伸ばし、頭からつま先まで一直線になるように立ちます。
- 肩の力を抜き、リラックスした状態を保ちます。
- 視線は5~10m先を見るようにし、顎を引きすぎないように注意します。
3.3 ポールの使い方:地面をしっかりと捉える
- ポールを地面につく際は、体の真横ではなく、やや斜め後ろにつくようにします。
- 肘を軽く曲げ、肩甲骨を意識して腕を大きく振ります。
- 地面をしっかりと押し込むようにポールを突き、推進力を得ます。
- ポールを持つ手は、握りしめすぎず、軽く添える程度にします。
3.4 歩き方:自然な歩幅でリズミカルに
- 歩幅は広すぎず、狭すぎない、自然な歩幅を意識します。
- かかとの中央と親指の付け根、小指の付け根3点から着地し、足裏全体で地面を踏みしめ、つま先で蹴り出すように歩きます。
- 腕と足を交互に動かし、リズミカルに歩きましょう。
4. ノルディックウォーキングの効果:全身運動で健康増進
ノルディックウォーキングは、様々な健康効果が期待できる全身運動です。
4.1 消費カロリーアップ:ダイエット効果
通常のウォーキングに比べて、消費カロリーが20~40%程度アップすると言われています。全身の筋肉を فعال화 することで、基礎代謝が向上し、脂肪燃焼効果も期待できます。
4.2 全身の筋力アップ:特に上半身への効果大
ポールを使うことで、腕、肩、背中などの上半身の筋肉を効果的に鍛えることができます。また、体幹を意識することで、腹筋や背筋も鍛えられ、全身の筋力アップに繋がります。
4.3 関節への負担軽減:膝や腰に優しい
ポールが体重を分散するため、膝や腰などの関節への負担を軽減することができます。そのため、関節痛がある方や、高齢者の方にもおすすめです。
4.4 バランス感覚向上:転倒予防にも
ポールを使うことで、バランスを取りやすくなり、バランス感覚が向上します。高齢者の方にとっては、転倒予防にも繋がります。
4.5 姿勢改善:美しい姿勢を保つ
背筋を伸ばし、肩甲骨を意識して歩くことで、姿勢が改善されます。美しい姿勢は、見た目を良くするだけでなく、内臓機能の活性化にも繋がります。
4.6 脳の活性化:認知症予防効果も期待
リズミカルな運動は、脳を活性化し、認知機能の維持や向上に効果があると言われています。自然の中で行うことで、リフレッシュ効果も加わり、心身ともに健康な状態を保つことができます。
5. ノルディックウォーキングの注意点:安全に行うために
ノルディックウォーキングは、手軽にできる運動ですが、安全に行うために、以下の点に注意しましょう。
- 準備運動: 始める前に、ストレッチなどの準備運動を行い、体を温めておきましょう。
- 服装: 動きやすい服装と、滑りにくい靴を着用しましょう。
- 場所: 平坦で安全な場所を選びましょう。
- 水分補給: こまめに水分補給を行い、脱水症状を防ぎましょう。
- 体調: 体調が悪い場合は、無理に行わないようにしましょう。
- 転倒: ポールに頼りすぎると、転倒する危険があります。周囲の状況に注意しながら、安全に歩きましょう。
6. まとめ:ノルディックウォーキングで健康的な毎日を
ノルディックウォーキングは、手軽に始められ、様々な健康効果が期待できる全身運動です。正しいフォームを身につけ、安全に楽しむことで、健康的でアクティブな毎日を送りましょう。
- ポールを選び、正しいフォームを身につける
- 自然の中でリズミカルに歩く
- 日常生活に取り入れ、継続する
- 無理せず、自分のペースで行う
まとめ:呼吸と肩甲骨を連動させ、軽やかな足取りで
正しい歩き方は、単に「歩く」という行為を改善するだけでなく、全身の健康に良い影響を与えます。呼吸と肩甲骨の連動を意識し、日々の生活に取り入れることで、軽やかな足取りで、より快適な毎日を送りましょう。
定期的に足のケアを行う
正しい姿勢を維持する
呼吸を意識し、足の動きと連動させる
肩甲骨を意識し、腕を正しく振る
日常生活でこれらのポイントを意識する
【最新情報を漏らさないために!】
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます!
登録方法はとっても簡単!
👉ここをクリック👈
メルマガ登録で得られる特典:
無料で足のお悩みや体の悩みをアドバイス(1回限り:有料級のコンサル)
- 最新情報の先行公開
- 有料級限定キャンペーン・特典のご案内
- 有料級実践的なアドバイス
今すぐ登録して、あなたも特別なコミュニティの仲間になりませんか!
お知らせ:足活体操教室(足から全身を整えて楽しく運動できる体をつくる)
内容: ブログ内参考
足からの整体ケア&全身体操
場所:北九州小倉北区中井4-5-24-1F:のうだ整骨院内(Tel:093-563-3325)
時間:午前11時~12時
料金:入会金:5,000円 月会費:4,000円
個別指導:1時間:10,000円(予約制:オンライン可)
コメント