No.1 Runner's worries: 膝の痛み
今日もブログにお越しくださりありがとうございます!
ご相談内容:
私は50代後半になってから本格的にマラソンを始め、自己記録の更新を楽しみに日々走っていました。しかし60歳を過ぎて間もなく、不運にも左足を骨折して手術を経験。そこから長く苦しいリハビリを乗り越え、ようやく走れるようになった頃、新型コロナウイルスの影響で次々と大会が中止になりました。
昨年秋、待ちに待ったレース復帰の日。ワクワクしてスタートラインに立ったものの、ゴールタイムを見て愕然としました。自分でも信じられないほど、以前よりもタイムが落ちていたのです。そのショックから走る気持ちも徐々に薄れてしまい、何とか前向きになろうと模索していました。
そんな中、ある日の長距離ランニング後に右膝の外側がピリッと痛みました。「少し無理をしたかな」と軽く考えていたのですが、徐々に痛みが増し、最近では日常生活でも階段を下りる時やしゃがむ動作でズキッとした痛みを感じます。
心配になり整形外科を受診したところ、医師から告げられたのは「ランナー膝(腸脛靭帯炎)」という診断でした。「とにかく安静にして、膝を冷やすこと。そして痛みが引いたらストレッチをしっかり行うことが重要です」との指示を受けましたが、正直なところ、どれだけ休養すればよいのか、いつになれば本当に痛みが取れるのか不安な気持ちでいっぱいです。
ランニングを続けるためにはどうしたらいいのか、痛みと上手く付き合う方法や前向きになれる考え方など、今後どのように対応していけばよいのか、何か良いアドバイスがあればぜひ教えていただきたいです。
お答えします:
手術後苦しいリナビリを乗り越えてようやく今からという流れになってからの不調ということですが、
改善するうえでありがちな問題としては、焦りから痛みが完全に引く前にトレーニングを再開し、結果として症状を悪化させるケースや、痛みを我慢して無理に走り続けることが挙げられます。
よくあるアドバイスとして、今後の具体的な改善策としては、休養期間中に水泳やサイクリングなど膝への負担が少ないクロストレーニングを取り入れることや、痛みが再発しないように定期的な予防ストレッチを習慣化することをお勧めします。焦らず着実に身体のケアを続けていくことが重要などのアドバイスをうけます。
私からのアドバイス:
まず外傷(左足の骨折)は病院で完治ということですが、必ずしも走るうえで完全とはいいがたい
ケースもありますね。
少し長くなりますがそれはなぜかというと
骨折と骨折周囲の軟部組織(筋肉や靭帯)の損傷は一般的にはおよその
治癒期間は大きくかわりません。ただし以下のように細かく分類すると違いがありますのでご説明します。
足の骨折と軟部組織損傷の治癒期間および後遺症リスク
治癒期間
1. 足の骨折(手術後)
- 治癒期間:骨折部位の治癒には一般的に3~6ヶ月かかります。具体的には以下の通りです:

2. 軟部組織(骨折周囲)
- 治癒期間:軟部組織(靭帯、腱、筋肉)の修復には骨よりも時間がかかることが多いです。
後遺症や予後が増えるケース
以下は足の骨折や軟部組織損傷に関して、後遺症や予後不良がよく見られるケースです:
1. 足首骨折(変形性関節症)
2. リスフラン関節脱臼(偏平足・アーチ崩壊)
3. 高齢者の足部骨折(偽関節化)
4. 軟部組織損傷による可動域制限
5. 足底筋膜炎(二次発生)
予後改善のためのポイント
- 早期リハビリ開始:
- 靭帯・筋肉ケア:
- 栄養管理:
- 適切な装備の使用:
これらを実践することで、骨折および軟部組織損傷からの回復を促進し、後遺症リスクを軽減できます。
骨折後のリハビリはしっかりされ痛みはありませんが、痛みを感じていなくても足のバランスが
100%ということはありません。そして本題となる腸脛靱帯炎(ランナー膝)ですがおよその
治癒期間はありますが、これも個人差がありあってないようなものです。
ここで考えなければならないのは、何故?痛みがでるのかということです。骨折したのは左足ですが、
腸脛靱帯炎は右です。疑うべき視点はいくつかありますが、この答えを知るヒントとなるもが必要です。よく言われるのが右足で左足を今までかばってきたからだと。確かに間違いではないと私も思いますが、ただそれだけではないこともあります。
そこで必要なのは、右足と左足の可動域と筋力、そして体全体から診た骨格バランスです。そして
全身運動テストから判断します。わかりやすくいうと機能テストですね。部分的な機能と全体的機能がそれぞれにどのような構造になり今の歩行や走行のフォームにとして形成しているかを知ることです。
次に必要なのはその機能低下やバランス低下がどの部分が引き起こしているのかを分析しなければ、
腸脛靱帯炎がでるような肉体でいくら、筋力トレーニングやストレッチを行っても改善する根拠もないわけですから意味がありません。改善するには改善するために必要な根拠とそれに対する戦略そして戦術が必要です。
私は臨床経験が25年ありますが、病院が定義する医療では難しい方々の施術を毎日診ています。
その経験から得た唯一わかったことは、同じように改善する方は一人もいない。ということです。
ですから病院(整形外科)のよに客観的医療では通用しないのです。一人一人を診ていく主観的な
アプローチをしなければ結果がでないのです。ですから患者さんもご自分のことを少しでも理解する考え方に切り替えないと改善も遅くなります。
話が横道にそれましたが、腸脛靭帯炎とは炎症を起こしている状態です。ですが炎症は安静にしていれば、おさまります。ですから積極的安静をしながら改善する行動は別で行います。
まず初めは足を温めるようにすること。特に冬場は工夫して冷やさないようにすることです。
積極的に血行をよくします。入浴は必ず行い、入浴中に足のケアも行います。

入浴中のケアについて:
1.初めに爪を正面にむけ足指を両手で開いていきます。足指を開き足指をまっすぐに伸ばしていきます。
2.左足であれば右手で小指側をつかみ、左手で親指側をつかみ交互に甲側から足裏方向に押して
足の内側のみで曲げる、外側のみで曲げる運動を誘導し最後は浴槽を自力で押せるようにします。
※上図を参照
3.足指に手の指を差し入れ曲げ伸ばし、足首回しをします。
4.踵を手のひらで包み込み内側外側に倒しやすい方へ5回倒します。
5.足の裏全体を4本の指で足先側から踵方向に撫でるようにひっぱります。
6.足首を手前にひきます。引いた状態で足指すべてを曲げます。5回
入浴以外でもおこなってください。まずは最低限、足の歪みを整えます。
それだけでも体の左右前後のバランスが足から調整できます。ここが肝です。
なぜなら腸脛靱帯は外側に位置しています。そこが過緊張していますので、バランスがそちらに傾いていることが推測されます。治療院によりさまざまですが、体の歪み調整は主に骨盤や脊柱を矯正するのでなないかと思います。でも歪みの調整は実はどこからでもできるのです。
専門的なことになり話が難しいので、別の機会にして足の調整をすることが私の臨床歴25年では効果が高い手段となります。
まだ段階をおってすることがありますが、まずはここからスタートしてください。
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